セットアップ
ダウンロードから、
2台目の画面が映るまで
かかる時間は約5分。そのほとんどは、もう1台のMacまで歩く時間です。特に断りがない限り、どの手順も両方のMacで行ってください。
動画で見たい方へ
下の手順と同じ内容を、6分の動画で紹介しています。動画は現在英語版のみで、日本語版を準備中です。
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始める前に
- Mac 2台。どちらもmacOS 13 Ventura以降が必要です。
- Thunderbolt 3/Thunderbolt 4ケーブル、または40Gb/sのUSB4に対応したUSB-Cケーブル。充電用のケーブルでは使えません。USB-Cケーブルの多くは電力は送れてもデータはほとんど送れず、しかも見た目では区別がつきません。
- 両方のMacがスリープしていないこと。スリープ中のMacは、ほかのコンピュータと同じように接続から外れます。
5120×2880を60Hzで表示するには、受信側のMacがRetina 5K iMac(2017)、iMac Pro、iMac(2019)、iMac(2020)のいずれかである必要があります(2019年モデルは動作するはずですが、まだ実機では検証していません)。120Hzで表示するには、ProMotionに対応したMacBook Pro、つまり2021年以降の14インチまたは16インチモデルが必要です。対応しているMacならどれでも画面として使えます。上に挙げたのは、パネル自体がその解像度とリフレッシュレートを表示できるモデルです。
1. 両方のMacにインストールする
DisplayBridgeをダウンロードして、「アプリケーション」フォルダにドラッグします。もう1台のMacでも同じようにします。アプリをコピーして移しても、そちらでもう一度ダウンロードしても構いません。
アプリは1つ、6MBです。送信用・受信用に分かれたダウンロードはなく、画面として使うだけのMacにはライセンスも必要ありません。
初めて開くときは、インターネットからダウンロードしたアプリケーションを開いてよいか、macOSが確認してきます。「開く」をクリックしてください。
2. 両方のMacで開く
初めて開くと、macOSがローカルネットワークの許可を求めます。両方のMacで「許可」をクリックしてください。この許可があることで、2台のMacがケーブル経由でお互いを見つけられるようになります。ここで許可しないと「受信側のMac」のリストが空のままになり、この先の手順がどれもうまくいきません。古いmacOSでは、この確認が表示されないこともあります。その場合は何もする必要はありません。
すでに「許可しない」をクリックしてしまった場合は、「システム設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「ローカルネットワーク」で、DisplayBridgeのスイッチをオンにしてください。
3. 画面収録を許可する(送信側のMacだけ)
画面をもう1台のMacに映したい側のMacには、画面収録の許可が必要です。macOSでは、デスクトップのピクセルを読み取ることは、そのあと何に使うかに関係なく、特別な権限が必要な操作とされています。
アプリには、設定画面を直接開ける「システム設定を開く」ボタン付きのカードが表示されます。手動で開く場合は、「システム設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「画面収録とシステムオーディオ録音」(macOS 14以前では「画面収録」)でDisplayBridgeのスイッチをオンにします。続けて「終了して再度開く」をクリックして、アプリを開き直してください。macOSは、起動し直したアプリにしかこの許可を反映しません。
macOS 15以降では、もうひと手順あります。初めて「接続」をクリックしたとき、DisplayBridgeが画面とオーディオに直接アクセスすることについて、macOSがもう一度確認してきます。「許可」をクリックしてください。macOSはこの確認をときどき繰り返します。目安は月に1回程度で、アップデートのあとに表示されることもありますが、そのたびにクリックひとつで済みます。
映像を表示するだけのMacにはこの許可は不要で、求められることもありません。
4. ケーブルをつなぐ
Thunderboltケーブルを両方のMacに差し込みます。設定することは何もありません。2台のあいだのThunderboltブリッジは、macOSが自動で作ります。
最大20秒ほど待ってください。ケーブルを差し込むと、macOSはまず新しい接続にアドレスを割り当てます。それが終わるまで、2台のMacはお互いを認識できません。これは正常な動作で、両方のMacで起きます。
5. 「接続」をクリックする
送信側のMacでは、「受信側のMac」のリストに相手のMacが名前で表示されます。「接続」をクリックしてください。相手の画面が一瞬暗くなり、続いて2つ目のデスクトップが表示されます。
接続中は、アプリのウインドウにフレームレートと遅延が表示され、相手のMacの輝度と音量もここで調整できます。終了するには「接続解除」をクリックするか、受信側のMacでEscキーを押します。
6. ディスプレイを配置する
送信側のMacで「システム設定」>「ディスプレイ」を開きます。新しい画面が、ほかのモニターと同じように表示されています(配置図が見えない場合は「配置…」をクリックします)。相手のMacを実際に置いてある位置に合わせてドラッグすると、マウスポインタが正しい側の端から相手の画面へ移るようになります。ネイティブ以外の解像度にしたい場合も、ここで変更できます。
macOSがこの配置を覚えているので、設定は一度だけで済みます。
うまくいかないとき
相手のMacがリストに表示されない
- ケーブルを差し込んでから20秒待ってください。原因として群を抜いて多いのが、これです。
- 両方のMacでローカルネットワークの許可を確認してください(「システム設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「ローカルネットワーク」)。どちらか1台でオフになっているだけで、リストは空のままになります。
- ケーブルを確認してください。別のケーブル、できればMacやディスプレイに付属していたものを試してください。給電専用のUSB-Cケーブルだと、相手が表示されないこと以外には何の症状も出ません。
- 相手のMacがスリープしていないか、DisplayBridgeが開いているかを確認してください。
- それでも表示されない場合は、リストの下にある「アドレスを指定して接続…」を使い、相手のMacのアドレスを入力します。アドレスは、相手のMacの「システム設定」>「ネットワーク」>「Thunderboltブリッジ」で確認できます。この方法なら、相手を探す手順そのものを飛ばせます。
「接続に失敗しました」のあとに「Host is down」と表示される
ほとんどの場合、受信側のMacがスリープしたか、ケーブルが抜けています。Macをスリープから復帰させるか、ケーブルを差し直して20秒待ってください。
「接続」を押しても何も起きない、または画面が真っ暗なまま
10回中9回は、送信側のMacの画面収録の許可が原因です。特に多いのは、許可したあとにアプリを開き直していないケースです。DisplayBridgeを完全に終了して、もう一度開いてください。
フレームレートが低く見える
動きのないデスクトップでは、送るべき新しいフレームがほとんど生まれません。静止した画面で数値が低いのは正常な動作で、不具合ではありません。ウインドウを動かしたり動画を再生したりすると、数値が上がるのがわかります。
受信側のMacがすぐスリープしてしまう
接続中はスリープしません。映像を表示しているあいだは、アプリがディスプレイをオンのまま保ちます。ただし接続する前は、ほかのMacと同じようにスリープします。
アップデート
アプリは自動でアップデートを確認し、その場でインストールします。もう一度ダウンロードする必要はありません。1.xのアップデートはすべて価格に含まれています。どちらかのMacでアップデートの案内が出たら、両方のMacをアップデートしてください。2台で違うバージョンを動かすと、何が起きているのかわかりにくくなります。これが、いちばん混乱を招く原因です。
アンインストール
アプリをゴミ箱にドラッグするだけです。インストーラも、カーネル機能拡張も、ログイン項目も、バックグラウンドサービスもないので、何も残りません。念のため、そのあと「システム設定」>「プライバシーとセキュリティ」の「画面収録とシステムオーディオ録音」と「ローカルネットワーク」の一覧からDisplayBridgeを削除しておくと確実です。
それでも解決しない場合
[email protected]までご連絡ください。使っている2台のMacの機種、macOSのバージョン、そして上の手順のどこでつまずいたかを書いていただければ、たいていは1回の返信で解決できます。