iMacをモニターとして使う方法

更新日 2026-10-13

iMacは、別のMacのモニターとして使えます。以前はiMacを外部モニターにする「ターゲットディスプレイモード」という機能がありましたが、搭載されていたのは2014年半ばまでのiMacだけです。それでも、2017年以降の27インチiMacなら、アプリとケーブル1本で、MacBookやMac mini、Mac Studioのフル5Kの外部ディスプレイとして使えます。
このガイドでは、私が開発しているDisplayBridgeを使った設定の手順を、自分のMacで撮った画面写真とあわせて、ひとつずつ説明します。所要時間は5分ほどです。
結論から言うと、両方のMacにDisplayBridgeをインストールして2つの項目を許可し、Thunderboltケーブルで2台をつないで「接続」をクリック。最後に「システム設定」でディスプレイを配置すれば完了です。

どのiMacならディスプレイとして使えるか

使えるかどうかは、モデルによって決まります。お使いのiMacのモデルは、Appleメニューの「このMacについて」で確認できます。

  • 2017年・2019年・2020年の27インチ5K iMac、またはiMac Pro:使えます。このガイドの手順がそのまま当てはまります。
  • 2014年・2015年の5K iMac:DisplayBridgeはまだ対応していませんが、近日対応予定です。今すぐ使いたい場合は、改造キットという方法があります。
  • 21.5インチのiMac(2017年・2019年)、Appleシリコン搭載の24インチiMac:動作するはずですが、まだ実機では検証していません。

モデルごとの詳しい情報は古いiMacをモニターとして使うガイド(英語)に、2014年より前のiMacについてはターゲットディスプレイモードのガイドにまとめています。実際に使っている様子は、次の動画のとおりです。

MacBookにケーブルを差し込むと、すぐに後ろの5K iMacにMacBookの2つ目のデスクトップが映ります。編集なしで撮影しています。

必要なもの

  • macOS 13 Ventura以降が動き、Thunderbolt 3または4を備えたMacが2台。iMac側は、2017年・2019年・2020年の27インチ5K iMacかiMac Proです。もう1台は、たとえばAppleシリコン搭載のMacBook、Mac mini、Mac Studioです(対応するMacBookは下の表を参照)。
  • Thunderboltケーブル、または40Gbps対応のUSB-Cケーブル(USB4)が1本。普通のUSB-C充電ケーブルは、見た目は同じでも使えません。プラグの稲妻マークや、パッケージの「40Gbps」「40Gb/s」の表記が目印です。Amazon.co.jpなら、40GbpsのUSB4ケーブルが1,191円から買えます(2026年10月12日時点)。
  • DisplayBridge:7日間はすべての機能を無料で試せて、アカウント登録もいりません。その後、ライセンスが必要なのは作業に使うMacだけで、税込29ドルの買い切りです。2026年10月12日のレートで約4,590円です。お支払いは米ドルで、円への換算はカード会社またはPayPalが行います。iMacにライセンスは必要ありません。
  • 5分ほどの時間。

必要なケーブルと購入先

ケーブル価格ショップ備考
Amazonベーシック USB4 ケーブル 40Gbps(1.01m)¥1,191Amazon.co.jpUSB-IF認証のUSB4(40Gbps)。今回見つけた中でいちばん安い1本です
UGREEN USB4 ケーブル 40Gbps(1m)¥1,885Amazon.co.jpUSB4(40Gbps)、Thunderbolt 4/3と互換。参考価格は¥2,488
Cable Matters Thunderbolt 4 ケーブル(0.8m)¥3,299Amazon.co.jpIntel認証のThunderbolt 4。プライム会員向けセール中は¥2,639
Anker Prime Thunderbolt 4 ケーブル(1.0m、A84N0011)¥3,190ヨドバシ.comThunderbolt 4認証。Amazon.co.jpでも同じ価格
エレコム Thunderbolt 5 ケーブル(1m、TBT5-10BK)¥3,550Amazon.co.jpIntel認証。Thunderbolt 4/3、USB4の機器にもそのまま使えます。参考価格は¥4,780
Apple Thunderbolt 5(USB‑C)Pro ケーブル(1 m)¥10,800Apple StoreApple純正。ヨドバシ.comでも同じ価格

価格の確認日:2026年10月12日(各ショップの税込価格)。

動画で見たい方は、YouTubeの6分のセットアップ動画をどうぞ。私のiMacとMacBookで、このガイドとまったく同じ手順を紹介しています。動画は現在英語版のみで、日本語版を準備中です。

iMacをMacBookのモニターとして使う

いちばん多いのは、MacBookの横にiMacを置く使い方で、私自身もこの形で使っています。DisplayBridgeは、M5搭載のMacBook AirとM1 Pro搭載のMacBook Proで検証済みです。Appleシリコン搭載のMacBookはどれもThunderboltかUSB4のポートを備え、最新のmacOSが動くので、ほかのモデルでも同じように使えるはずです。

MacBook作業用のMacとして使えるか
M5搭載のMacBook Air使えます(検証済み)
M1 Pro搭載のMacBook Pro使えます(検証済み)。私が使っているモデルです
そのほかのAppleシリコン搭載のMacBook AirとMacBook Pro(M1〜M5)使えるはずです。同じThunderboltまたはUSB4のポートを備え、最新のmacOSが動きます
2017年以降のIntel搭載MacBook Pro、2018年以降のIntel搭載MacBook Air条件(Thunderbolt 3、macOS 13 Ventura)は満たしていますが、まだ検証していません
12インチのMacBook(2015〜2017年)使えません。USB-CポートがThunderboltに対応していません

iMac側は、2017年・2020年の27インチ5K iMacとiMac Proで検証済みで、2019年モデルも使えるはずです(未検証)。ケーブルは、MacBookではどのThunderboltポート(USB-Cポート)に差しても構いません。iMacでは、背面のThunderboltポートのどちらかを使います。あとは下の手順のとおりです。この組み合わせでは作業に使うMacがMacBookなので、画面収録の許可とライセンスが必要なのはMacBookのほうです。iMacは映像を表示するだけです。

iMacを外部ディスプレイとして使う手順

このガイドの画面写真は、英語表示のmacOSとDisplayBridgeで撮影したものです。日本語表示のMacでのボタンやメニューの名前は、本文に記載しています。

手順1:両方のMacにDisplayBridgeをインストールする

DisplayBridgeをダウンロードします。リンクをクリックするとすぐにダウンロードが始まり、「ダウンロード」フォルダに「.dmg」で終わるファイルが保存されます。2台とも同じアプリで、iMac用の別バージョンはありません。ファイルを開き、表示されたウインドウでDisplayBridgeのアイコンを「アプリケーション」フォルダにドラッグします。そのあと、小さなインストール用のウインドウからではなく、「アプリケーション」フォルダからDisplayBridgeを開いてください。初めて開くときは、インターネットからダウンロードしたアプリケーションを開いてもよいか、macOSが確認を求めます。「開く」をクリックしてください。もう1台のMacでも同じ作業をします。

手順2:ローカルネットワークへのアクセスを許可する

DisplayBridgeを初めて起動すると、「“DisplayBridge”がローカルネットワーク上のデバイスを見つけることを許可しますか?」という確認が表示されます。「許可」をクリックしてください。これで、2台のMacがケーブル経由でお互いを見つけられるようになります。インターネットには何も送信されません。古いmacOSでは、この確認が表示されないこともありますが、問題ありません。

英語表示のmacOSのダイアログ:Allow DisplayBridge to find devices on local networks?(DisplayBridgeがローカルネットワーク上のデバイスを見つけることを許可しますか?)。その下に、DisplayBridgeが送信側と受信側のMacをThunderboltケーブルでつなぐという説明と、Don't AllowとAllowのボタンがあります。
私のMacBookに表示されたローカルネットワークの確認(英語表示)。日本語のMacでは、ボタンは「許可しない」と「許可」です。「許可」をクリックしてください。

手順3:作業に使うMacで画面収録を許可する

この許可が必要なのは、デスクトップを広げたい側のMac、たとえばMacBookだけです。iMacには必要ありません。DisplayBridgeのウインドウ上部に、「『画面収録』の許可が必要です」と書かれたカードが表示されます。カードの「システム設定を開く」をクリックし、「画面収録とシステムオーディオ録音」(macOS 14以前では「画面収録」)でDisplayBridgeのスイッチをオンにします。確認が表示されたら、「終了して再度開く」をクリックしてください。この許可は、アプリを起動し直すまで反映されないので、この手順は飛ばさないでください。

英語表示のDisplayBridgeのウインドウ。上部に、画面収録の許可が必要であること(Screen Recording permission needed)と、このMacの拡張デスクトップをキャプチャする必要があるという説明、Open System Settingsのボタンがあるカード。その下には、まだThunderbolt接続のないこのMacが表示されています。
画面収録の許可がないと、DisplayBridgeがそれを知らせ、「システム設定」の該当する画面まで案内します。日本語のMacでは、ボタンは「システム設定を開く」と表示されます。

手順4:2台のMacをケーブルでつなぐ

Thunderboltケーブルを、MacBookのUSB-Cポートと、iMac背面のThunderboltポート(小さな稲妻マークが付いています)に差し込みます。特に設定は必要ありません。数秒で、DisplayBridgeの「受信側のMac」のリストにiMacが表示されます。ケーブルを差した直後は、macOSがケーブル経由の接続を準備するのに最大15秒ほどかかります。そのあいだは、DisplayBridgeに準備中であることが表示されます。

手順5:「接続」をクリックする

iMacの名前の横にある「接続」をクリックします。macOS 15以降では初回だけ、DisplayBridgeが画面とオーディオに直接アクセスすることを許可するか、macOSがもう一度確認を求めます。「許可」をクリックしてください。iMacの画面が一瞬暗くなり、続いてMacの拡張デスクトップが表示されます。

ケーブルを差し込んだあとの、英語表示のDisplayBridgeのウインドウ。左にこのMacBook Pro、右の受信側のリスト(Receivers)に、解像度5120×2880のiMacとConnectボタンが表示されています。
「受信側のMac」のリストに表示されたiMac。日本語のMacでは、ボタンは「接続」と表示されます。

接続すると、2台のMacのあいだの線が緑色になり、接続の状態が表示されます。私の環境では、Thunderbolt(40Gbit/s)経由で5120×2880ピクセルを毎秒60フレーム送り、フレームをキャプチャしてからiMacに表示されるまでの時間は24ミリ秒でした。

接続中の、英語表示のDisplayBridgeのウインドウ。緑色のThunderboltの線が、40Gbit/sで5120×2880・60fpsの映像を24ミリ秒でiMac Proに送っています。輝度と音量のスライダー、Disconnectボタン、音を鳴らすMacの選択欄も表示されています。
接続中:私のiMac Proが、60Hzの5Kディスプレイとして動いています。スライダーで輝度と音量を調整でき、その下の「サウンドの出力先」で音を鳴らすMacを選べます。

手順6:ディスプレイを配置する

「システム設定」>「ディスプレイ」を開きます。iMacは「DisplayBridge - iMac」という名前で、Macの内蔵ディスプレイの隣に、ほかのモニターと同じように表示されています。「配置…」をクリックし、iMacを机の上の実際の位置に合わせてドラッグしてください。iMacがMacBookの左にあるなら、左へドラッグします。これで、マウスポインタが正しい側の端からiMacの画面へ移るようになります。macOSがこの配置を記憶するので、設定は一度だけで済みます。iMacをメインの画面にしたい場合は、iMacを選び、「使用形態」で「主ディスプレイ」を選びます。

英語表示の「システム設定」の「ディスプレイ」:2台のディスプレイが並んでいて、一方にはDisplayBridge - iMac、もう一方にはBuilt-in Displayと表示されています。
「システム設定」>「ディスプレイ」:iMacは「DisplayBridge - iMac」という名前の、普通のディスプレイとして表示されます。もう一方のBuilt-in Displayは、日本語のMacでは「内蔵ディスプレイ」です。

ふだんの使い方

  • 2回目からは、ケーブルを差して「接続」をクリックするだけです。
  • iMacの輝度と音量は、DisplayBridgeのウインドウのスライダーで調整できます。
  • 音はiMac、MacBook、またはその両方で鳴らせます。ウインドウ下部の「サウンドの出力先」で選びます。
  • 終了するときは「接続解除」をクリックするか、iMacのキーボードでEscキーを押します。iMacはすぐに普通のMacに戻ります。
  • 映像を受け取る側なので、iMacは電源を入れてログインした状態にして、DisplayBridgeを開いておきます。

映像はiMacの解像度のまま、圧縮せずに送られます。遅延は直接つないだモニターより10ミリ秒ほど長い程度で、ふだん使っていて気づくことはありません。

iMacがリストに表示されないとき

  1. ケーブルを確認してください。Thunderboltケーブルか、40Gbps対応のUSB-Cケーブルが必要です。何も起きないときにいちばん多い原因は、USB-Cの充電ケーブルです。
  2. 両方のMacでDisplayBridgeが開いているか確認してください。
  3. どちらのMacもスリープしていないか確認してください。誰も使っていないiMacは、ほかのMacと同じようにスリープします。

それでもうまくいかない場合は、セットアップのページに詳しい対処法を載せています。

iMacを改造してモニター化する方法

「iMac モニター化 改造」で調べると出てくるのが、ハードウェアで解決する方法です。iMacのガラスパネルを外してロジックボードを取り出し、代わりに液晶コントローラーボード(基板)を取り付けます。するとパネルにDisplayPort、USB-C、HDMIの映像入力が付き、iMacは普通のモニターとして使えるようになります。私も、eBayで買った基板を使って、実際に5K iMacを1台改造してみました。

改造が向いているのは、WindowsパソコンやPS5、Nintendo Switchなどのゲーム機をつなぎたい場合と、2014年・2015年の5K iMacを使う場合です。5K iMacにゲーム機やWindowsパソコンをケーブルで直接つなぐ方法は、ほかにありません。一方、2017年以降のiMacにMacをつなぐだけなら、改造する意味はあまりありません。

緑:その行で有利な方法  ·  赤:不利な方法  ·  色なし:目立った差がない

DisplayBridge(アプリ)改造キット(ハードウェア)
費用 約5,800円から:USB4ケーブル(1,191円〜)と、ライセンス(税込29ドル、約4,590円) 基板だけで約15,000〜38,000円。これに加えて、工具とガラスを貼り直すための両面テープが必要です
かかる時間 約5分。アプリを入れてケーブルをつなぎ、「接続」をクリックするだけです 2時間以上の作業。さらに、基板が届くまでに1〜3週間かかり、作業の前には電源を抜いて、電源ユニットが放電するのを待つ必要があります
壊すリスク ありません。アプリなので、iMacは開けません 取り外すときにガラスパネルが割れるおそれがあり、ディスプレイケーブルも壊れやすく、電源ユニットには危険な電荷が残っていることがあります
音 そのまま出ます。Macの音が同じケーブルで届き、iMacのスピーカーで鳴ります iMacのスピーカーを使うには、別売りのアダプタが必要です
つなげる機器 Macだけ(macOS 13以降、Thunderbolt 3または4)。Windowsパソコンやゲーム機はつなげません 映像出力のある機器なら何でも:Windowsパソコン、ゲーム機、Mac(DisplayPort、USB-C、HDMI)
対応するiMac 2017年・2019年・2020年の27インチ5K iMac、iMac Pro 2014〜2020年のすべての27インチ5K iMac(パネルに合う基板を選ぶ必要があります)
画質と遅延 フル5K・60Hz、非圧縮。遅延は直接つないだモニターより10ミリ秒ほど長い程度で、ふだんの作業では気づきません DisplayPortかUSB-Cならフル5K・60Hzで、遅延は普通のモニターと同じです。HDMIでは最大4K
iMacをMacとして使えるか 使えます。「接続解除」をクリックすれば、元どおりのMacです 使えません。ロジックボードを外すので、以後はモニター専用になります
試してから決められるか 決められます。7日間、すべての機能を無料で試せます 決められません。うまくいくかどうかは、基板を注文して届くのを待ち、iMacを開けるまでわかりません

基板の価格は、2026年10月12日にAmazon.co.jpで確認した税込価格です(DisplayPort/HDMIの基板は約17,600〜22,400円、USB-C付きは約29,400〜38,100円、いちばん安いキット品は約15,000円)。いずれもマーケットプレイスの出品者によるもので、電源アダプタや工具が付くかどうかは出品ごとに違います。

基板の選び方や作業の流れ、私が改造してみてわかったことは、改造キットとソフトウェアを比較したガイド(英語)に写真付きでまとめています。

iMacをモニターとして使うほかの方法

DisplayBridge以外にも方法はあります。27インチの5K iMacで比べると、次のとおりです。

方法対応するiMac5K iMacでの映像費用
DisplayBridge(このガイド)2017年以降の27インチ5K、iMac Proフル5K・60Hz、非圧縮、音も届く税込29ドルの買い切り
MacへのAirPlay(英語)2019年以降、iMac Proワイヤレスで圧縮。パネル本来の5Kにはならない無料
Luna Display(英語)2011年以降のMac圧縮。5Kは45Hzまたは30Hzアダプタが89.99ドル
Duet Display(英語)macOS 10.14.4以降のMac最大4K、アカウントが必要年額約48ドル、または買い切り139ドル
改造キット2014〜2020年の27インチ5KDisplayPortかUSB-Cでフル5K・60Hz。iMacはコンピュータとしては使えなくなる基板だけで約15,000〜38,000円と、2時間以上の作業

リンク先のガイド(英語)では、それぞれの方法をDisplayBridgeと詳しく比べ、どんな場合にそちらのほうが向いているかも書いています。すべての方法を並べた比較ページもあります。

中古でiMacを買うなら、どのモデルがいいか

まだ5K iMacを持っていないなら、中古で買う手があります。私のおすすめは2017年の27インチ5K iMacです。

  • DisplayBridgeで使える5K iMacのなかで、いちばん安く手に入ります。Thunderbolt 3を備えた最初の5K iMacです。アップデートできる最後のmacOSはVenturaで、これがちょうどDisplayBridgeに必要なバージョンにあたります。2014年・2015年モデルはさらに安いものの、DisplayBridgeはまだ対応していません。
  • 最小構成で十分です。私の2017年モデルも、3.4GHzのCore i5、メモリ8GB、Fusion Driveという最小構成ですが、DisplayBridgeはスムーズに動きます。ディスプレイとして使うiMacは映像を表示するだけで、処理はもう1台のMacが担当するからです。
  • 画面は新しいモデルと同等です。5120×2880ピクセル、500ニト、広色域(P3)です。

ヤフオク(Yahoo!オークション)とメルカリで実際に売れた価格を調べると、2017年モデルはヤフオクの落札価格の中央値が30,000円でした。送料込みの出品が多いメルカリでは、中央値が39,500円です。2017年モデルにライセンスの約4,590円とケーブル代を足しても、合計で4万円前後に収まります。ほかのモデルも含めた相場は、次の表のとおりです。

中古iMacの相場

モデル相場購入先
iMac 27インチ Retina 5K(Late 2014)¥16,000〜26,000(中央値 ¥21,000)ヤフオク落札・メルカリ売り切れ(計33件)、2026年7〜10月
iMac 27インチ Retina 5K(2015)¥18,000〜24,000(中央値 ¥20,000)ヤフオク落札・メルカリ売り切れ(計85件)、2026年7〜10月
iMac 27インチ Retina 5K(2017)¥27,000〜40,000(中央値 ¥33,000)ヤフオク落札・メルカリ売り切れ(計173件)、2026年7〜10月
iMac 27インチ Retina 5K(2019)¥41,000〜62,000(中央値 ¥48,000)ヤフオク落札・メルカリ売り切れ(計206件)、2026年7〜10月
iMac 27インチ Retina 5K(2020)¥64,000〜100,000(中央値 ¥78,000)ヤフオク落札・メルカリ売り切れ(計137件)、2026年7〜10月
iMac Pro(2017)¥77,000〜130,000(中央値 ¥87,000)ヤフオク落札・メルカリ売り切れ(計63件)、2026年7〜10月

価格の確認日:2026年10月12日(ヤフオクの落札価格とメルカリの売り切れ価格、2026年7月13日〜10月12日、動作品のみ。ヤフオクは送料別のことがあります)。

返品や保証を重視するなら、中古ショップで買う方法もあります。ソフマップの中古品は、商品の到着から10日以内なら使ったあとでも全額返金に対応していて、2026年10月12日の時点で2017年モデルが28,480〜40,480円でした。なお、中古ショップやオークションでは「iMac Retina 5K 27インチ(Mid 2017)」のような表記をよく見かけますが、これも同じ2017年モデルです。

買う前には、Thunderboltポートが使えるか、画面の端がピンク色ににじんでいないか、Apple Accountからサインアウトされて「探す」がオフになっているか、会社などの管理(MDM)が残っていないかを確認してください。詳しいチェックポイントはiMac 2017をモニターとして使うガイドで紹介しています。

iMacをモニター化する価値はあるか

27インチの5K iMacの画面は、市販されている多くのモニターより優れていて、しかもすでに机の上にあります。DisplayBridgeを使えば、29ドルとケーブル1本でフル5Kのディスプレイになり、あとからMacとして使うことも、売ることもできます。まだ持っていない場合も、中古の5K iMacは驚くほど安く手に入ります。私自身、2017年の5K iMacを、スイスの個人売買サイトで200スイスフラン未満で買いました。自分のMacで使えるかどうかは、7日間の無料トライアルで確かめるのがいちばん簡単です。

よくある質問

iMacの外部ディスプレイ化には、どのくらい時間がかかりますか?

初めてでも5分ほどです。両方のMacにアプリを入れて2つの項目を許可し、ケーブルを差して「接続」をクリックするだけです。2回目からは、ケーブルを差して「接続」をクリックすれば、すぐに映ります。

iMacをモニター化するのに、ターゲットディスプレイモードは必要ですか?

必要ありません。ターゲットディスプレイモードがあったのは2014年半ばまでのiMacだけで、5K iMacには一度も搭載されていません。2017年以降の27インチiMacなら、DisplayBridgeがThunderboltケーブル経由で同じ役割を果たし、しかもフル5Kの解像度で表示できます。

モニターとして使っているあいだ、iMacの電源は入れておく必要がありますか?

はい。映像を受け取るのはiMacなので、電源を入れてログインした状態にし、DisplayBridgeも開いておく必要があります。しばらく触っていなかったiMacはスリープしていることがあるので、「接続」をクリックする前にスリープを解除してください。

モニターとして使うのをやめて、iMacを普通のMacに戻すには?

DisplayBridgeで「接続解除」をクリックするか、iMacのキーボードでEscキーを押します。iMac自身のデスクトップがすぐに戻り、いつもどおりのMacとして使えます。

DisplayBridgeのリストにiMacが出てこないのはなぜですか?

次の3点を確認してください。ケーブルが充電用ではなく、Thunderboltケーブルか40Gbps対応のUSB-Cケーブルであること。DisplayBridgeが両方のMacで開いていること。どちらのMacもスリープしていないこと。なお、ケーブルを差し込んだ直後は、macOSが接続を準備するのに最大15秒ほどかかります。

MacBookではなく、Mac miniやMac StudioのディスプレイとしてiMacを使えますか?

使えます。Thunderbolt 3または4を備え、macOS 13 Ventura以降が動くMacなら、2018年以降のMac miniやすべてのMac Studioも含めて、iMacをディスプレイとして使えます。Mac miniやMac Studioでは、背面のThunderboltポートにケーブルを差してください。

iMacをWindowsパソコンやPS5、Switchのモニターとして使えますか?

DisplayBridgeでは使えません。Mac同士をつなぐアプリだからです。5K iMacにはターゲットディスプレイモードもないので、Windowsパソコンやゲーム機をケーブルで直接つなぐには、iMacを開けて液晶コントローラーボードを取り付ける改造しかありません。5K・60HzにはDisplayPortかUSB-Cの入力が必要で、HDMIでは最大4Kになります。Windowsパソコンなら、Luna DisplayやDuet Displayを使って、圧縮された映像で映す方法もあります。

サブディスプレイとして使っても、iMacが壊れたり設定が変わったりしませんか?

しません。DisplayBridgeはアプリなので、iMacを開けることも部品を交換することもありません。「接続解除」をクリックすれば、カメラやスピーカーも含めて元どおりのMacとして使え、売るときの価値も下がりません。

Mac 2台で画面を拡張するのと、macOSの「画面共有」は何が違いますか?

「画面共有」は、もう1台のMacのデスクトップをウインドウの中に表示して遠隔操作する機能で、作業領域は広がりません。DisplayBridgeは、作業中のMacのデスクトップをiMacの画面まで広げます。macOSからはiMacが普通の2台目のディスプレイとして見えるので、2つの画面のあいだでウインドウを自由に移動できます。

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